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都築潤×中ザワヒデキ展 初期イラストレーション作品と近作

イラストレーションからアートの世界まで横断的に活躍してきた都築潤と中ザワヒデキの二人展です。二人の初期イラストレーション作品と近年のタブロー作品を中心に展示します。両者は共に80年代後半からイラストレーターとして活躍してきましたが、中ザワは97年に美術家に転身、「方法主義」などの活動を経て、近年は初期の「ヘタうま」的な作風を彷彿とさせる表現主義的な作品も発表しています。一方で都築は中ザワの活動とはまた別様に2000年代以降個展を開催、イラストやアートというジャンルの枠を外し「絵」一般について思考を巡らせてきました。二人は互いの表現についてしばしばトークや対談などを行ってきましたが、二人展は初の機会となります。両者の原点を探りつつ、イラストやアートを横断する「絵」を再考する機会となれば幸いです。

日程: 2013年4月15日(月) - 4月20日(土)
時間: 10:00 - 18:30(最終日17時まで)
会場: 文房堂ギャラリー(東京都千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル4F)地図はこちら

《ギャラリートーク》
初日4月15日に美術史家の石井香絵さんをゲストに招きギャラリートークを行う予定です。是非お越しください。
ギャラリートーク第1部:17:30-18:30 会場:文房堂ギャラリー
ギャラリートーク第2部:19:00-20:00 会場:美学校

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※ 左:都築潤「VERVE #6,7 "ROMAN YELL"」2001 右:中ザワヒデキ「赤いかなきり声の風景 #1」2011


都築潤
tsuzuki_.jpg1962年生まれ。イラストレーター。武蔵野美術大学卒業。グラフィック展、JACA展、毎日広告賞、TIAA、カンヌ国際広告祭、アジアパシフィック広告祭など、諸処のデザイン分野で受賞。主な仕事に、TVドラマ「ギフト」「人にやさしく」のタイトルマーク、クボタ、大塚製薬の新聞広告、日本IBM、日本HP、ナイキジャパン、東海大学、日清紡のWebコンテンツ。ポスターやカバーイラストなども多数。そのほか「絵一般」のトークイベントを多数開催。現在、京都造形芸術大学准教授。多摩美術大学、東京工芸大学、創形美術学校、桑沢デザイン研究所でも演習、講義を実施。2010年個展「ニューエイドス/New Eidos」開催。ニューエイドス公式サイト

中ザワヒデキ
NakazawaHideki__2.jpg美術家。1963年新潟生まれ。千葉大学医学部在学中の1983年よりアーティスト活動開始(第一期:アクリル画)。卒業後眼科医となるも1990年、絵筆をコンピューターのマウスに持ち替えイラストレーターに転身(第二期:バカCG)。1997年、CGの画素を文字等の記号に置き換え純粋美術家に転身(第三期:方法絵画)。2006年、方法主義では禁じていた色彩を再び使用(第四期:本格絵画、新・方法、第四表現主義)。宣言「方法主義宣言」「新・方法主義宣言」。特許「三次元グラフィックス編集装置」「造形装置および方法」。著書「近代美術史テキスト」「西洋画人列伝」「現代美術史日本篇」。CD「中ザワヒデキ音楽作品集」。
 

文房堂ギャラリー
東京都千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル4F

【アクセス】
・JR御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口より徒歩約7分
・都営三田線・新宿線 東京メトロ半蔵門線 神保町駅A7・A5出口より徒歩約3,5分


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